ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き

編集:2025年12月

ホームページ制作費用の相場と内訳

ホームページ制作の費用は、依頼先や目的等で大きく変わります。会社案内用の小規模サイトから、集客のためのサイトなど、必要な機能によって内訳もさまざまです。

本記事では、ホームページ制作費用の相場を徹底解説します。基本料金の内訳やオプション料金の種類、依頼先・目的別の費用目安、維持費等のダウンロードできる早見表付きです。見積もり時の注意点まで網羅しているのでぜひ参考にしてください。

目次

  1. ホームページ制作費用の料金の仕組みと目安
    1. ホームページ制作の料金の仕組み
    2. 【目的別】ホームページ制作の費用目安
  2. ホームページ制作の費用を決める5つの要素
    1. 依頼先(フリーランス・制作会社・自作)|数十万円~数百万円
    2. ページ数・ボリューム|数十万円~数百万円​​
    3. デザインのオリジナル性|テンプレ利用は+数万円、フルオーダーは+20~50万円
    4. 機能追加|機能により数万円~100万円以上
    5. 保守・運用・SEO対策の有無
  3. ホームページ制作費用の内訳とランニングコスト
    1. ホームページ制作費用の内訳
    2. ホームページのランニングコスト​
  4. ホームページ制作の費用を抑える5つのコツと削減できる費用の目安
    1. テンプレートを使う|10~30万円
    2. ページ数を必要最低限にする|5~20万円
    3. 写真や文章を自分で用意する|5~15万円
    4. 必要最低限の機能に絞る|10~50万円
    5. 複数社から見積もりを取る|数万円~数十万円
  5. ホームページ制作の費用対効果を最大化する4つのコツ
    1. 「安さ」ではなく「投資効果」を考える
    2. 集客や売上に直結する設計になっているかを確認する
    3. 更新のしやすさを考慮する
    4. 長期的な運用コストも含めて判断する
  6. ホームページ制作の見積もりをとる際の注意点
    1. 見積もり依頼前に確認する3つのこと
    2. 見積もり依頼時に確認する3つのこと
  7. まとめ

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ホームページ制作費用の料金の仕組みと目安

ホームページ制作の費用は条件によって大きく変わります。一般的には数十万円から数百万円まで幅があり、相場を理解していないと予算計画を立てにくいのが実情です。

ここでは、ホームページ制作費用の仕組みや、目的別の費用目安を解説します。

ホームページ制作の料金の仕組み

ホームページ制作の料金・費用は、基本料金とオプション料金の合計で算出されます。

制作費用の基本料金には「ホームページ制作に必須の作業」が含まれています。デザインやコーディングといった作業のほか、CMS導入やサーバー設定など、公開までに欠かせない工程です。

オプション料金は、ホームページ制作の目的などに合わせて必要な機能を追加するための費用で、基本料金に加算されます。

【目的別】ホームページ制作の費用目安

ホームページ制作の費用は、単にページ数やデザインの有無だけでなく、サイトの目的によっても大きく変わります。会社案内のように最低限の情報を載せるだけでよいのか、集客や採用、あるいはEC販売のように機能が求められるのかによって、必要な構成や作業量、費用感はまったく異なります。

サイト目的費用目安
会社案内・名刺代わりのホームページ10~50万円前後
集客用ホームページ50~150万円程度
ECサイトオリジナル開発:100~300万円以上
EC専用CMS利用:初期費用数十万円+月額数千円〜数万円
採用サイト50~150万円程度

※料金は2025年12月時点NTTタウンページ株式会社調べです。一般的な目安のため要件等により上下します。

ここでは代表的な4つの目的別に費用目安を整理します。

会社案内・名刺代わりのホームページ|10〜50万円前後

小規模企業や個人事業主が「Web上の名刺」として持つケースが多いです。信頼感を担保し、会社概要やアクセス情報を伝えることが重要であり、凝ったデザインなどオプション的な要素が必須ではないため、最小限の構成かつ低コストで制作可能です
納期は2〜4週間程度が目安です。

集客用ホームページ|50〜150万円程度

新規顧客を獲得し問い合わせ件数を増やすために、単なる会社紹介にとどまらず集客導線を意識した設計が必須です。その分、SEO設計やライティング、マーケティング費用が必要になります。 
納期は1〜2ヶ月程度が目安です。

ECサイト|100〜300万円以上/EC専用CMS利用で初期費用数十万円程度

商品をオンラインで販売し売上を作るためのサイトで、商品管理機能や決済システム、在庫管理機能などが必要です。 売上に直結するため、セキュリティやシステム面の安定性も重要で、費用は高額になりがちです

ホームページはオリジナルで開発する方法と、EC専用のCMS(コンテンツ管理システム:専門知識がなくても、Webサイトの文章や画像を管理・更新できる仕組み)を利用する方法があります。 納期は3ヶ月以上が目安です。 

​オリジナル開発・​100〜300万円以上かかるのが一般的 
​・会員制や在庫管理、独自決済などを組み込むと高額になりやすい 
​EC専用CMSを利用
​(Shopify、MakeShop、BASE、STORESなど)
​・初期費用は数十万円程度 
​・月額費用は数千円〜数万円 
​・売上に応じて決済手数料(数%)が発生​ 

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

採用サイト:50〜150万円程度

求人応募数を増やし自社に合った人材を確保するため、単なる求人掲載ではなく、会社の魅力や働く雰囲気を伝えるデザイン・コンテンツが重要です。 費用には、ブランディング要素が盛り込まれているケースが多いです。 
納期は1~2ヶ月程度が目安です。

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ホームページ制作の費用を決める5つの要素

ホームページ制作の費用を決める5つの要素

​​​​​​ホームページ制作の費用は、依頼先の種類やページ数、デザインのオリジナル性、追加機能、さらに公開後の運用体制によっても大きく変動します。ここでは、制作費用を左右する主な5つの要素を整理し、それぞれの特徴と費用感を解説します。

※料金は2025年12月時点NTTタウンページ株式会社調べです。一般的な目安のため要件等により上下します。

依頼先(フリーランス・制作会社・自作)|数十万円~数百万円

ホームページ制作の費用は、「誰に依頼するか」によって大きく左右します。依頼先によって料金体系やサービス内容が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。 

フリーランス(個人):10~30万円

ホームページ制作をフリーランスに依頼する場合の費用目安は、10〜30万円程度です。小規模サイトを低コストで制作したい場合におすすめです。 
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
・制作会社に比べて費用が安い
・直接やり取りできるため柔軟に対応してもらえる
・個人のスキルや経験に依存し、品質にばらつきがある 
・納期の遅延や連絡不通のリスクがある 

比較的安価で柔軟な対応が期待できる一方、個人差が大きい点にも注意が必要です。 

制作会社:50万円~ 

ホームページ制作会社に依頼する場合の費用目安は、50万円以上です。また、中規模〜大規模サイトでは100万円〜200万円以上が相場目安となります。 
制作会社に依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
・複数人のチームで対応するため品質が安定
・ディレクター・デザイナー・エンジニアなど専門分野のサポートが充実
・費用が高額になりやすい
・打ち合わせや社内調整に時間がかかり、スピード感に欠ける場合がある

費用は高くても、ブランドイメージを重視したい場合、集客や売上につなげたい場合、大規模・複雑なサイトを作りたい場合は制作会社がおすすめです。 
また、公開後も長期的に運用・改善したい場合や、社内にWeb担当者がいない場合も制作会社に依頼するメリットが大きいです。 

自作:月額数千円~+知識と時間が必要

ホームページを自作する場合の費用は、月数千円から可能ですが、膨大な作業時間とある程度の知識が必要である点に注意しましょう。 
以下は、サイトを自作する際によく使われているホームページ作成ツールです。

サービス初期費用・月額費用特徴向いているケース
Wix無料プランあり、有料は月額1,000円〜2,500円程度ドラッグ&ドロップで直感的に操作でき、デザインテンプレートが豊富デザインにこだわりつつ、低コストで手軽に始めたい個人事業主や小規模事業者
Jindo無料プランあり、有料は月額990円〜5,000円程度AIを使った自動作成機能あり、シンプルで初心者向け最小限のページでシンプルな会社案内サイトを作りたい個人事業主や小規模事業者
ペライチ無料プランあり、有料は月額1,465円〜3,278円程度1ページ完結型のLP制作に強い、決済機能も追加可能イベント集客やキャンペーン用LPの作成をしたいマーケティング担当者や個人事業主 
STUDIO無料プランあり、有料は月額980円〜2,480円程度デザイン性が高く、ノーコードで洗練されたサイトを作れる ブランドイメージを重視したサイトを作りたいクリエイターやデザイナー
WordPressソフト自体は無料、別途サーバー代(月500〜2,000円)+ドメイン費用(年1,000円〜)世界的に最も普及しており、拡張性が非常に高い。自由度が高い分、知識が必要本格的なブログ、メディア運営を行いたい情報発信型の企業や団体

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ホームページ作成ツールは便利である一方、大規模サイトは技術的に難易度が高いため向きません。 

ホームページを自作するメリット・デメリットは以下の通りです。 

メリットデメリット
・初期費用を大幅に抑えられる 
・自分のペースで制作・更新できる
・デザインや機能に制約がある 
・専門知識や多くの作業時間が必要で、運用の負担が大きい 

起業直後やテスト的にサイトを公開したい場合、予算がほとんど取れないケースでは自作を検討するとよいでしょう。

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【依頼先×制作規模別】料金早見表付き​ページ数・ボリューム|数十万円~数百万円​​

小規模サイト(5ページ程度):10万円~

5ページ程の小規模サイトの費用目安は以下の通りです。

フリーランス​10〜30万円程度
制作会社​50〜80万円程度​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

小規模サイトでは、以下のように内容を絞ることでコストを抑えた制作が可能になります。

  • トップページ
  • 会社概要
  • サービス紹介
  • アクセス
  • 問い合わせフォーム

機能はある程度限られますが、初めてホームページを作る場合など、まずは低コストで始めてみたいという場合には利用してみるのも良いでしょう。

中規模サイト(10〜30ページ):30万円~

10~30ページ程度の中規模サイトの費用目安は以下の通りです。

フリーランス​30〜50万円程度
制作会社​100〜200万円程度​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

中規模サイトでは、小規模サイトの内容に以下のようなページや機能を追加するイメージです。集客を目的としたケースが多く、設計や運用、SEO対策を考慮する必要があります

  • 複数のサービスページ
  • 採用情報ページ
  • ブログ
  • お知らせ機能

大規模サイト(50ページ以上):200万円~

大規模サイトはフリーランスでは対応が難しく、制作会社への費用として200万円以上が目安となります。小規模サイト・中規模サイトの内容に以下のようなページや機能を追加するイメージです。 

  • 商品やサービスの詳細ページ多数
  • EC機能(ホームページ上で商品を販売できるようにする「カート・決済・在庫管理」などの仕組み)
  • 会員機能
  • 多言語対応

設計やディレクション工数が大きく増え、開発体制や保守も含めた長期的な運用が前提となります。依頼先と制作規模を合わせた費用目安は以下のようになります。

規模フリーランス制作費用目安制作会社費用目安ページ数目安納期目安
小規模(会社案内・名刺代わりのホームページ等)10~30万円50~80万円1〜10P2〜4週間
中規模(集客用ホームページや採用サイト等)30~50万円100~200万円11〜50P1〜2ヶ月
大規模(ECサイト等)100万円~200万円~51P〜3ヶ月〜

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

上記一覧表は以下から登録不要でダウンロードできます。ぜひご活用ください。


デザインのオリジナル性|テンプレ利用は+数万円、フルオーダーは+20~50万円

ホームページ制作費用を左右する大きな要素のひとつが「デザインのオリジナル性」です。同じページ数でも、テンプレートを使うかフルオーダーでデザインを作り込むかによって、費用は大きく変動します
テンプレート利用とフルオーダーデザインの費用やメリット・デメリットは以下の通りです。

テンプレート利用フルオーダーデザイン
費用感比較的低コスト(+数万円〜) テンプレート利用より+20〜50万円程度 
メリット・費用を抑えられる 
・制作期間が短縮できる 
・独自のブランドイメージを反映できる 
・UI/UXを考慮した導線設計が可能
デメリット・他社サイトとの差異化がしづらい 
・デザインの自由度に制限がある 
・費用が高くなる 
・制作期間が長くなる

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

機能追加|機能により数万円~100万円以上

機能概要費用感
お問い合わせフォーム顧客からの問い合わせを受け付ける基本的なフォーム数万円程度
予約機能日時選択やカレンダー機能で予約を受け付ける仕組み10〜50万円程度
会員ログイン ・マイページ機能会員登録、ログイン、個別マイページの提供20〜100万円以上
ECカート機能商品登録、ショッピングカート、決済機能を備えた仕組み100万円以上(規模によっては数百万円)
多言語対応複数言語での表示対応10〜30万円以上
SNS連携Instagram埋め込み、LINE連携など数万円〜
検索機能・絞り込み機能サイト内検索や条件別絞り込み数十万円〜

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

機能追加は、ホームページ制作目的を踏まえて優先順位を考えることが重要です。費用を抑えたい場合は、まず基本機能だけ導入し、必要になった時点で拡張する方法も有効です

保守・運用・SEO対策の有無

ホームページ制作費用は、公開後にどのように運用・改善していくかによって、ランニングコストが大きく変わります。特に「保守・運用」と「SEO対策」は費用に差が出やすいポイントです

保守・運用費用|月額5,000円〜30,000円程度

保守・運用費用の目安は月額5,000〜30,000円程度で、以下の内容が含まれることが多いです。

  • サーバー・CMSのアップデート 
  • セキュリティ対策 
  • バックアップ 
  • 軽微な修正や更新対応 

自社で対応できれば外注費は不要ですが、知識と工数が必要であることに注意が必要です。

SEO対策費用|月額10万円~60万円

SEO対策費用は月額10万円〜60万円が目安となりますが、依頼範囲・規模によって大きく変動することに注意が必要です。

SEO対策に含まれる主な内容は以下の通りです。

  • キーワード調査 
  • サイト構造の最適化 
  • SEOライティング 
  • 内部リンク設計 
  • 定期的な分析・改善 

SEO対策は、集客を目的にホームページ制作する場合には必須です。自社で運用すれば費用は抑えられますが、ノウハウがないと成果が出にくいケースがほとんどです。

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ホームページ制作費用の内訳とランニングコスト

この章では、制作費用の内訳と、ホームページを維持するために必要なランニングコストの目安をわかりやすく解説します。 

ホームページ制作費用の内訳

ホームページ制作費用は、大きく分けて「基本料金」と「オプション料金」で構成されています
基本料金には、デザインや構築などサイトを完成させるために必ず必要な作業が含まれます。一方、オプション料金は、機能追加や撮影、SEO対策など、目的に応じて選択できる項目です。

​​基本料金の内訳​

基本料金として含まれる主な項目は、以下の通りです。

ホームページ制作の基本料金内訳例と費用目安

項目内容費用目安
企画・設計・ディレクションサイトマップ作成、ワイヤーフレーム設計、進行管理5〜20万円
デザイン(トップページ)サイト全体の基盤デザイン制作8〜15万円
デザイン(下層ページテンプレート)下層ページ用のデザインフォーマット1〜5万円/ページ
コーディング(トップページ)HTML/CSS/JSでの実装5〜15万円
コーディング(下層ページ)下層ページのコーディング作業1〜3万円/ページ
CMS導入WordPressなどCMSの導入・設定・プラグイン調整10〜50万円
サーバー・ドメイン初期設定サーバー契約、ドメイン設定、メールアカウント設定1〜3万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

見積もりを比較する際には、どこまでが基本料金に含まれるのかを確認することが重要です。特に「一式」という曖昧な表記になっている場合は、詳細を必ず確認しましょう。

オプション料金の内訳​

ホームページ制作でよくあるオプションには、以下があります。

ホームページ制作でよくある追加オプション例と費用目安

カテゴリオプション内容費用目安
写真・動画関連写真撮影(商品・人物・オフィス等)3〜10万円/回
動画制作(会社紹介・商品PR・アニメーション等)10〜50万円以上
画像加工・イラスト制作(バナー・アイコン・図解)1〜5万円/点
コンテンツ関連ライティング(原稿作成・コピーライティング)5,000円〜2万円/ページ
翻訳対応(英語・中国語など多言語サイト)5〜20万円以上
コンテンツ企画・編集(SEO記事・コラム記事)1〜5万円/記事
マーケティング・集客関連SEO対策強化(キーワード調査・構造化データなど)5〜20万円
MEO対策(Googleマップ登録・ローカルSEO)3〜10万円
広告運用支援(Google広告・SNS広告)5万円〜(運用代行費)
アクセス解析・レポート(GA・Search Console設定、月次レポート)1〜5万円/月
機能追加・システム関連フォーム機能(予約・資料請求等のカスタマイズ)3〜10万円
会員機能(ログイン・マイページ・限定コンテンツ)20〜100万円以上 
EC機能(商品登録・カート・決済システム)50〜200万円以上
カスタムプラグイン開発(WordPress等)10万円〜
その他ロゴ制作・ブランドガイドライン5〜30万円
SNS連携機能(Instagram埋め込み、LINE連携など)3〜10万円
セキュリティ強化(SSL証明書、WAF設定など)1〜5万円/年
ドメイン取得・メールアドレス設定代行5,000円〜3万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ホームページのランニングコスト​

ホームページの費用を考えるときは、初期制作費用だけでなく「維持費」も合わせて見積もることが大切です。特に、長期的に運用する場合はランニングコストも大きくなるため、公開前に総額を試算しておくと安心です

​​自社 or 外注​ランニングコスト内訳
​自社運用の場合のランニングコスト目安(必要最低限)
​⇒合計:年間1万〜3万円程度
​・ドメイン費用:年間1,000〜5,000円
​・サーバー費用:月額500〜5,000円
​外注を利用した場合のランニングコスト目安
​⇒合計:年間10万〜50万円程度
​・ドメイン費用:年間1,000〜5,000円
​・サーバー費用:月額500〜5,000円
​・SSL証明書:数千円〜数万円/年(種類によって差あり)
​・保守・運用費用:月額5,000〜30,000円
​・CMS・プラグイン更新費用:月額数千円〜数万円​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ここでは、ホームページの維持に必要なランニングコストについて解説します。
※料金は一般的な目安です。要件等により上下します。

​ドメイン費用|年間1,000〜5,000円程度

ドメインはホームページの住所にあたるURL(例:www.example.com)の利用料です。「.com」「.jp」などドメインの種類によって料金が変わります。

​​サーバー費用|月額500〜5,000円程度​

サーバーはホームページのデータを保存・公開するための場所で、レンタルサーバーを利用するのが一般的です。
アクセス数が増えると上位プランや専用サーバーが必要になる場合があります。

​​保守・運用費用|月額5,000〜30,000円程度​

サイト公開後には、更新作業やセキュリティ対策、バックアップといった保守運用が必要です。
自社で行えば費用を抑えられますが、専門知識がない場合は外注する方が安心です。

​​SSL証明書費用|無料〜数万円/年

SSL証明書は通信を暗号化し、ユーザーが安心して利用できるようにする仕組みで、確保する信頼性のレベルによって料金が大きく変わります。 
個人ブログや小規模サイトなら無料SSLで十分ですが、企業やECサイトでは、信頼性や審査レベルを考慮し、有料証明書(DV/OV/EV)を検討するのが安心です。

セキュリティ対策として必須であり、GoogleのSEO評価にも影響します。

​CMS・プラグイン更新費用|月額数千円〜数万円程度​

WordPressなどCMSのバージョンアップやプラグインの更新作業は、放置するとセキュリティリスクにつながります。
定期的な更新を行うことが重要で、制作会社に任せる場合は追加費用がかかります。

ホームページ制作の費用を抑える5つのコツと削減できる費用の目安

コスト削減策削減できる費用の目安
テンプレートを使うデザイン費用: −10〜30万円
ページ数を必要最低限にする制作費用: −5〜20万円
写真や文章を自分で用意する撮影費・ライティング費用: −5〜15万円
必要最低限の機能に絞る初期費用: −10〜50万円
複数社から見積もりを取る適正価格の把握により数万円〜数十万円差が出る

ホームページ制作は、目的や依頼先によって数十万円から数百万円と幅広い費用がかかります。しかし、工夫次第で「必要な品質を確保しながらコストを抑える」ことも可能です。

ここでは、実際にどのくらい費用削減につながるかの目安とともに、代表的な5つのコツを紹介します。費用対効果を意識しつつ、自社に必要な部分と削れる部分を見極めましょう。

※料金は2025年12月時点NTTタウンページ株式会社調べです。一般的な目安のため要件等により上下します。

テンプレートを使う|10~30万円

WordPressの既存テーマや制作会社が用意するテンプレートを活用すれば、ゼロからデザインを作る必要がなくなり大幅なコスト削減につながります。 
デザインの自由度や独自性は制限されるため、ブランドイメージを重視する場合は不向きである点には注意しましょう

ページ数を必要最低限にする|5~20万円

最初から全ページを作り込むのではなく、会社概要やサービス紹介、お問い合わせフォームなど必須ページだけに絞ることで、費用を抑え、公開まで短時間で終えることができます。必要であれば後からページを追加することも可能です。

写真や文章を自分で用意する|5~15万円

写真やライティングまで制作会社に依頼するとその分の費用が加算されてしまいますが、自分で用意すればその分コスト削減できます。

ただし、画像も文章も品質が低いと評価が下がり上位表示が難しくなります。最低限の見栄えやわかりやすさなどのクオリティを確保する必要があります。

必要最低限の機能に絞る|10~50万円

予約機能や会員制機能は最初から導入せず、まずは基本的な内容で公開すれば初期費用を抑えることができます。サイトを運営しながら、必要性が高まってきたら機能の拡張を検討しましょう

複数社から見積もりを取る|数万円~数十万円

一社だけで決めると相場感をつかむのが難しいですが、複数社に依頼して比較すれば適正価格を判断しやすくなります。また、金額だけでなく、サービス範囲やサポート体制まで比較することも重要です

ホームページ制作の費用対効果を最大化する4つのコツ

安さより効果に着目、集客・売上に直結する設計、更新のしやすさ、長期的なコストも考慮

ホームページ制作において重要なのは「いくら安く作れるか」ではなく、「かけた費用に対してどれだけの成果が得られるか」です。集客や売上につながらなければ、初期費用を抑えても結局は損をすることになります。

ここでは、制作費用の効果を最大化するために押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

「安さ」ではなく「投資効果」を考える

ホームページ制作では、単に初期費用を抑えても、サイトが集客や売上につながらなければ結局は無駄な出費になってしまいます。

大切なのは、ホームページ制作を「コスト」ではなく「投資」として捉えることです。「効果が見込める部分にはしっかり予算を割き、不要な部分は削る」というメリハリが結果的に費用対効果を高めます。

安さだけを重視すると、デザイン品質が落ちたり、SEO設計が弱くなったりして、本来得られるはずの成果を逃してしまうリスクがあります。目的に応じて「どこに投資するか」「どこを抑えるか」を見極めることが、長期的に見て最も賢い選択です。

集客や売上に直結する設計になっているかを確認する

ホームページはただ公開するだけでは意味がなく、集客や売上につながる設計になっていることが重要です。SEO対策や導線設計が不十分だと、検索からの訪問者が増えず、せっかく費用をかけても成果が出にくくなってしまいます。

例えば、以下のような小さな工夫でも、コンバージョン率は大きく変わります。

  • ​お問い合わせフォームの位置
  • フォームの入力項目
  • CTA(行動喚起ボタン)のデザインや配置

ユーザーが迷わず行動できる導線を作ることこそが、費用対効果を高める最大のポイントです

更新のしやすさを考慮する

ホームページは、情報を更新し続けることで成果につながります。そのため、更新のしやすさは費用対効果に直結します。

CMS(コンテンツ管理システム:WordPressなど)を導入すれば、自社で記事やページを追加・修正でき、毎回外注する必要がありません。これにより長期的な運用コストを抑えつつ、スピーディーに情報発信できます。逆に更新性を考慮しないと、細かな変更のたびに費用が発生し、結果的に割高になってしまいます。

長期的な運用コストも含めて判断する

ホームページ制作費用の判断基準は、ランニングコストを含めてトータルで考える必要があります。

例えば、初期費用が安くても、毎月の保守費用が高ければ3年後・5年後には結果的に高額になるケースもあります。逆に、初期費用は高くても更新を自社で行える設計なら、長期的にはコストを抑えられる場合もあります。

費用対効果を正しく評価するには、「初期費用+運用コスト」の合計を長期的なスパンで試算することが欠かせません

ダウンロードできるチェックリスト付き!ホームページ制作の見積もりをとる際の注意点

ホームページの見積を取る際の注意点

ホームページ制作は依頼先によって費用が大きく異なるため、複数社から見積もりを取ることが大切です。

ただし、金額だけを比べるのではなく、依頼前・依頼時に確認しておくべきポイントがあります。ここを押さえておくと、後々のトラブルを防ぎ、納得のいく依頼先を選ぶことができます。

見積もり依頼前に確認する3つのこと

ここでは、見積もり依頼前に確認しておくべきことを3点紹介します。

実績や得意分野を確認

制作会社やフリーランスには、それぞれ得意分野があります。

例えば、デザイン性に優れたサイトを多く手がけている会社もあれば、SEOに強い会社、ECサイト構築に実績のある会社もあります。ポートフォリオや制作実績を見て、自社の目的に合ったサイトを得意としているかを確認しましょう。

同業種の制作経験があるかチェック

同じ業界のサイト制作経験があると、業界特有の商習慣やユーザーの行動パターンを理解しているため、スムーズに制作が進みます。例えば、飲食店やクリニックであれば「予約導線」、BtoBなら「資料請求やお問い合わせの増やし方」など、業界特有の成功パターンを持っているかが大きな差になります。

口コミや評判で対応品質を把握

見積もりの数字だけでは分からないのが「対応力」と「サポート体制」です。口コミや評判を調べることで、以下の内容を事前に知ることができます。

  • 連絡はスムーズか
  • 修正依頼に柔軟に対応してくれるか
  • 公開後の保守やトラブル対応がしっかりしているか

特に「納品後に連絡が取れなくなった」「追加費用が多かった」などの口コミがある場合は注意が必要です。

見積もり依頼時に確認する3つのこと

見積もりの内訳に抜け漏れがないか

「一式」「基本料金」という表記だけでは、何が含まれているか不透明です。
以下のように項目ごとに分けて明記してもらいましょう。

  • デザイン費
  • コーディング費
  • CMS導入費
  • サーバー・ドメイン初期設定費
  • 保守運用費

項目が細かく分かれていない場合、後から追加費用が発生する可能性も考えられ、注意が必要です。

初期費用とランニングコストの範囲を確認

制作会社によっては「初期費用に含まれる範囲」と「公開後にかかる維持費(ランニングコスト)」の切り分けが曖昧なことがあります。
以下について事前に確認しておくことで、公開後に思わぬ出費が膨らむ事態を防げます。

  • サーバー・ドメイン費用が含まれているか 
  • 公開後の軽微な修正は無料か有料か 
  • 保守・運用はどこまで含まれているか 

契約条件やサポート体制を明確にする

契約時には「納期・修正対応・追加費用・公開後サポート」がポイントです。
以下の条件を事前に確認して書面で残しておくと、後からの認識違いによるトラブルを防げます。

修正回数何回まで無料か、それを超えた場合はいくらか
納期​正式契約から公開までの目安と、遅延時の対応
追加費用​ページ追加や機能拡張の料金設定
公開後サポート​トラブル発生時の対応範囲とレスポンスの速さ​ 

以下は​​​​見積もり依頼をとる際のチェックリストです。登録不要でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。


まとめ

ホームページ制作費用は「依頼先」「ページ数」「デザイン」「機能」「運用方法」によって大きく変動します。初期費用だけでなく維持費も含めて総額を把握し、優先順位をつけて機能を選択することが重要です。
本記事では、基本料金の内訳やオプション料金、依頼先・目的別の料金目安、維持費等を、以下のダウンロードできる早見表付きで徹底解説しました。

※本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。

この記事の監修者

合同会社webコンサルタント 業務執行社員
愛甲 太樹 (あいこう たいき)

大手メーカーをはじめ、店舗ビジネスからコンサル業界まで広くマーケティング支援を行う。戦略設計から広告運用、SEO、SNS、WordPress運用、アフィリエイト、MEO、EC運営、アクセス解析・データ分析、オフラインマーケティングなど幅広く担当。


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NTTタウンページでは、ホームページ制作・運用サービス「デジタルリード」をご提供しています。
2019年のサービス提供開始以降、累計45,000件を超えるホームページを制作・運用し、個人事業主、中堅・中小企業をはじめとした多くのビジネスオーナーさまにご利用いただいてきました(2025年3月現在)。
これまで培ってきたNTTグループの知見とノウハウを活かして、多種多様なサービスと充実のサポート体制で、忙しいビジネスオーナーさまのホームページ制作から公開後の運用に至るまで、責任を持ってサポートいたします。

デジタルリード(ロゴ)

ホームページ制作・運用サービス「デジタルリード」の特長

特長①
ホームページ制作・運用はNTTグループの専門スタッフがフルサポート!

特長②
さまざまな目的のホームぺージ制作に対応、デザインも洗練!

特長③
ネットショップ・予約機能など、ホームページでの成約に導く充実機能多数!

ホームページは"制作して終わり"ではなく、その後の集客や売上アップなど目的の「成果」につなげてこそ価値があります!
「インターネット・Webが苦手なのでサポートしてほしい…」
「競合に”勝てる”ホームページをめざしたい」
など、当社は全てのビジネスオーナーさまのホームページ活用に関するお悩み・課題に寄り添い支えます。
ぜひ、あなたのホームページの全てをお任せください!