更新日:2025年6月
NTTタウンページ株式会社がこれまで多くのホームページの企画・制作・運用を通じて培ってきたノウハウにより設計した、漢方薬・薬草業界のホームページ制作のデザイン・内容例を解説いたします。自社ホームページの制作やホームページのリニューアルを検討されている漢方薬・薬草業界のビジネスオーナーさま、ぜひ以下を参考にしてみてください。
オンラインで相談できることをアピールしたホームページデザイン
インターネットが普及した現代では、漢方は特有の症状や身体の悩みを抱えるユーザーが自ら効果効能を調べたうえで買い求める特性があり、ECサイトの方が店頭よりも品揃えが豊富なことや、顔をあわせず買える利点もあるため、オンラインでの購入が多い傾向にあります。
また、2021年8月1日に改正薬機法※が施行され、市販の漢方薬だけではなく、医薬品漢方薬のECサイトでの販売が可能となったこともあり、ECサイトでの購入は今後も増加していくことが予想されます。
一方で、自分の身体に直接関わることなので、インターネットで調べただけでは不安が残り、専門家に相談したいと考える人も少なくありません。
そこで、このホームページデザインでは、直接来店しなくても専門家に相談できるオンライン相談を強みとして打ち出しています。これにより、地域を限定することなく、広域のユーザーにアピールすることができるのです。
※参照:厚生労働省 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の概要等について


※記載されている名称、電話番号、住所は、特定の個人、場所を示すものではなく、全てサンプルのため実在するものとは関係ありません。
PDFが表示されますので【漢方薬・薬草 その2】をお選びください
コンテンツの特徴
こちらの漢方薬局のホームページの特徴は、オンライン相談ができることを前面に打ち出し、その流れを詳しく載せることで、ユーザーが安心してオンライン相談を申し込めるような内容になっている点です。
また、オンラインだけではなく、来店しての相談の流れについても掲載し、オンライン、オフライン両方に対応できることをアピールしている点も、初めてページを訪れるユーザーにも親切な設計になっています。
ペルソナ設定
このホームページを活用しやすい漢方薬局のイメージ
このホームページデザインをご活用いただきやすいビジネスオーナーさま像としては、来店型だけでなく、オンラインによる相談を通して、広域のユーザーをターゲットとすることにより、他社との差異化を図りたいとお考えの漢方薬・薬草業界のビジネスオーナーさまを想定しています。
例えば、以下のような漢方薬局さまにはぴったりかもしれません。
- オンラインでの相談・販売を積極的に取り入れていきたいと考えている。
- 地域を限定せず、広域のユーザーを獲得したい。
- オンラインでの販売を取り扱っているが、利用者が少ない。
- これまで培ってきた来店型の相談・購入も大事にしながら、新しいことにも積極的に取り組みたい。
ホームページを閲覧するユーザーのイメージ
また、ホームページを閲覧されるエンドユーザーのイメージとしては、以下のような属性の方がターゲットとなり、お問い合わせフォームや電話での相談・問い合わせが期待できます。
- 自宅近くに漢方薬の専門店がなく、専門家に相談してみたいと考えているユーザー
- 漢方薬を試してみたいが、介護や育児などで来店するのが難しいユーザー
- 漢方薬をオンラインで手軽に購入したいが、その前に一度専門家に相談してみたいユーザー
- 多忙で来店は難しいが、体調改善について空き時間に気軽に専門家に相談してみたいと考えているユーザー
サイトマップ
このホームページの構成は以下のようになっています。

1ページ目(TOPページ)
- 画像、キャッチコピー
- オンライン漢方相談について
- 漢方について
- 私たちについて
- よくあるお悩み
- お知らせ
2ページ目(オンライン漢方相談について)
- いつでもどこでも安心して相談ができる
- オンライン漢方相談のメリット漢方
- 相談の流れ
3ページ目(漢方について)
- 心とからだの健康を守る
- 相談可能な疾患
- 漢方診断の流れ
- ご予約について
- 初めてのお客さまへ
4ページ目(やしろ漢方薬局について)
- 本当に必要な人に
- スタッフ紹介
- 店舗案内
5ページ目(よくあるお悩み)
- よくある悩み
- Q&A
- ご予約について
- ご相談ください
想定されるカスタマージャーニー
認知 | 興味・関心 | 比較・検討 | 購入 | リピート | |
---|---|---|---|---|---|
行動 | 付近に皮膚科がなく蕁麻疹(じんましん)に効く薬はないか検索。 | 症状別メニューで肌トラブルを漢方薬で改善するというサービス内容を確認。 | オンラインで相談というコンテンツを確認。 | 予約し、オンラインで相談。その後漢方薬を購入。 | 定期的に漢方薬の注文、相談をする。 |
接点 | ・インターネット ・ポータルサイト | ・インターネット ・ポータルサイト ・公式HP | ・ポータルサイト ・公式HP ・予約フォーム | ・ポータルサイト ・公式HP ・予約フォーム | ・インターネット ・ポータルサイト ・予約フォーム ・問い合わせフォーム |
思考 | 1ヶ月前から蕁麻疹(じんましん)ができる。どうしたら改善できるのだろうか? | 漢方薬で改善できるなら相談したい。 | 病院も遠いし肌トラブルのオンライン相談をしてくれると嬉しい。 | お客さまの声で同じ症状を確認できると安心する。 | わざわざ相談で薬局へ行く必要もないし漢方薬も発送してくれるので助かる。 |
HP上の工夫 | 症状別治療法のセクションで肌トラブルでお困りの方というメニューの作成。 | 漢方薬についての詳細を掲載。 | オンラインでの相談の詳細、流れを掲載。 また予約フォームを掲載。 | お客さまの声を掲載。 | 電話番号、問い合わせフォーム、公式Instagram掲載。 |
*HP:ホームページ
ホームページ制作・運用サービスデジタルリードであなたに合ったホームページ制作を実現
NTTタウンページが提供するホームページ制作・運用サービス「デジタルリード」は、漢方薬・薬草業界のホームページ制作も数多く承ってきました。ここで紹介したホームページデザインはあくまで一例です。関連記事にその他のデザインパターンもご紹介していますし、ビジネスオーナーさまのご要望やお仕事内容に合わせてデザインのカスタマイズも可能です。もちろん、成果の出るホームページ制作・運用を実現するにはデザインだけでは不十分です。ターゲットやカスタマージャーニーを想定し、それに応じたオリジナリティのある内容(コンテンツ)を制作することが、ホームページ制作・運用における成功への第一歩です。
NTTグループの知見やノウハウを活かして、ホームページ制作はもちろん、その後のアフターフォローに至るまで責任を持ってサポートしますので、ホームページ制作やリニューアルをご検討の漢方薬・薬草業界のビジネスオーナーさまは、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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