Web広告の費用相場を徹底比較!予算別運用例や効果UPのコツ

編集:2025年12月

Web広告の費用相場を徹底比較!予算別運用例や効果UPのコツ

Web広告は、検索・SNS・動画・アフィリエイトなど多様化が進み、費用体系も複雑化しています。
この記事では、Web広告について課金方式別の費用相場から、媒体ごとの特徴、予算別プラン例、そして費用対効果を高める実践的なコツまでを体系的に解説します。
これから広告を始める方も、既存の運用を見直したい方も、自社に最適な配分と運用方針を見つけるための実践ガイドとしてご活用ください。

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Web広告の費用とは?課金方式別相場と単価決定方法

Web広告の費用は、どの課金方式を採用するかによって、以下のように大きく変わります。

課金方式目的費用相場
CPC(クリック課金)集客・流入獲得数十円〜数百円/クリック
CPM(インプレッション課金)認知拡大数百円〜数千円/1,000回表示
CPA(コンバージョン課金)成果獲得数千円〜数万円/件
CPV(視聴課金)動画認知数円〜数十円/1視聴
CPE(エンゲージメント課金)関係構築・拡散数十円〜数百円/1回
掲載保証型課金(フラットフィー/純広告)ブランド露出数十万円〜数百万円/月

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ここでは、これらの代表的な課金方式と、Web広告の費用を決定する「オークション方式」について詳しく解説します。 

Web広告費用の課金方式と費用相場一覧

Web広告の課金方式は、広告が「クリックされた」「表示された」「成果が発生した」など、どのタイミングで費用が発生するかによって分類されます。
以下では、代表的な課金モデルと費用相場、活用される主要媒体を整理します。

CPC(クリック課金):数十円〜数百円/クリック

 広告がクリックされた時点で費用が発生する方式です。
資料請求や問い合わせ、ECサイトでの商品購入、会員登録、サービスの申込みなど、ユーザーのアクションを直接的に獲得したい場合に効果を発揮します。
クリックされなければ費用がかからないため、限られた予算でも効率的に成果を測定しやすく、リード獲得型広告の基本モデルとして多くの企業で採用されています。

費用相場
​数十円〜数百円
​(保険・人材・不動産など競合の激しい業界では1クリック数千円に達することも)
​メリット
クリックされなければ費用がかからない
​デメリット
​クリックはされても成果(コンバージョン)に至らない場合がある​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下の表は、Web広告の目的別に、クリック課金(CPC)が用いられる主な広告タイプと媒体を整理しました。クリック課金型広告は費用対効果を測りやすい運用型広告の代表格で、集客から検証フェーズまで幅広く活用されています。

目的(狙い)広告タイプ主な媒体/プラットフォーム
顕在層の集客・流入検索広告(リスティング広告)Google広告/Yahoo!広告
興味層の来訪促進ディスプレイ広告(バナー広告)GDN(Googleディスプレイ)/YDA(Yahoo!ディスプレイ)
比較検討層の興味喚起SNS広告(Facebook/Instagram/X/LINE)Meta広告マネージャー/X広告/LINE広告
記事やニュースと自然に接触ネイティブ広告SmartNews/Gunosy/Yahoo!ニュースなど
少額検証・単価重視の集客アフィリエイト広告(CPC型)A8.net/バリューコマース など

CPM(インプレッション課金):数百円〜数千円/1,000回表示

広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。
「認知目的の広告」で最も効果的で、新商品やイベントの告知、ブランドの認知度アップなど、クリック数よりも「見てもらう」ことを重視するケースに向いています
ディスプレイ広告やSNSのバナー広告などでよく使われます。

​​費用相場
​数百円〜数千円/1,000回表示
メリット
広く認知拡大を狙える
デメリット
​クリックや成果に直結しない場合も多い​
向いている業種・商材
アパレル、旅行、飲食、家電、美容など、ビジュアル訴求で魅力を伝えやすい商材

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

CPMが用いられる主なWeb広告と媒体は、以下の通りです。

広告タイプ主な媒体
ディスプレイ広告GDN/YDA
SNS広告Facebook/Instagram/X(旧Twitter)
動画広告YouTube/TikTok
DSP広告/アドネットワークCriteo/Logicadなど
純広告(フラットフィー)主要メディアの広告枠

CPA(コンバージョン課金):数千円〜数万円/件

資料請求・購入・会員登録など「成果」に応じて費用が発生する方式です。広告の費用対効果を直接把握しやすいのが特徴です

​​費用相場
​​数千円〜数万円(業界・商材によって幅広い)
メリット
​成果ベースで費用をコントロールできる
デメリット
CPCやCPMよりも単価が高くなる傾向

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下の表は、Web広告の目的別に、コンバージョン課金(CPA)が用いられる主な広告タイプと媒体を整理しました。成果を重視する企業では、コンバージョン最適化機能や自動入札機能を活用し、ROI(投資対効果)を可視化しながら運用するケースが増えています。

目的(狙い)広告タイプ主な媒体/プラットフォーム
成果型で効率的なリターンアフィリエイト広告(成果報酬型)A8.net/バリューコマース/afb/もしもアフィリエイト など
CV(コンバージョン)最適化運用SNS広告(Facebook/Instagram)Meta広告(成果最適化設定:コンバージョン目的)
自動入札で成果単価を最適化検索広告/ディスプレイ広告Google広告(目標CPA設定)/Yahoo!広告
成果連動型動画訴求YouTube広告(TrueView for Action)YouTube/Google広告
成果目的SNS配信X広告・TikTok広告X広告プラットフォーム/TikTok Ads
高精度リターゲティングDSP広告Logicad/Criteo/MicroAd BLADE など
成果型コンテンツ配信ネイティブ広告SmartNews Ads/Gunosy Ads など
アプリインストール促進アプリ広告(CPI/CPA併用)AppLovin/ironSource/Unity Ads など

CPV(視聴課金/動画広告):数円〜数十円/1視聴

動画が一定時間以上視聴されたときにのみ費用が発生する方式で、ブランド認知や商品理解促進など「見てもらうこと自体」に価値を置く広告に適しています
例えばYouTube広告では、30秒以上の視聴または最後まで再生された場合、課金されます。

​​費用相場
​​数百円〜数千円/1,000回表示
メリット
​視聴保証型なので広告予算の無駄が少ない​​​​​
デメリット
​​視聴はされても必ずしもコンバージョンに直結するわけではない​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

CPVは、認知拡大とブランド理解促進を目的とする動画広告の中心方式で、視聴そのものに価値を置く施策に適しています。

以下の表は、Web広告の目的別に、視聴課金(CPV)が用いられる主な広告タイプと媒体を整理しました。CPV課金は、視聴数(再生数)をKPIとする広告運用に向いており、動画の視聴完了率(VTR)やブランドリフトなどの指標で効果を測定します。

目的(狙い)広告タイプ主な媒体/プラットフォーム
認知拡大・ブランド理解促進YouTube広告(TrueView インストリーム)YouTube/Google広告
興味喚起・行動誘導YouTube広告(TrueView for Action/Discovery)YouTube/Google広告
若年層への印象訴求TikTok広告(動画視聴型)TikTok Ads
SNSでの自然な接触Instagramリール広告/Facebook動画広告Meta広告マネージャー
トレンド・速報的認知X(旧Twitter)動画広告X広告プラットフォーム
LINEユーザーへの接触LINE VOOM広告(動画視聴型)LINE広告
広域配信で認知最大化GDN/YDA 動画ディスプレイ広告Googleディスプレイネットワーク/Yahoo!ディスプレイ広告
新興SNS・若年層ターゲットSnapchat広告Snapchat Ads
BtoB・高単価商材訴求LinkedIn動画広告LinkedIn Ads
高精度ターゲティングDSP動画広告Logicad/MicroAd BLADE/The Trade Desk など

CPE(エンゲージメント課金/SNS広告):数十円〜数百円/1エンゲージメント

SNS上で「いいね」「シェア」「コメント」「フォロー」など、ユーザーの行動が発生した時に課金される方式です。
CPE課金は、SNS上での認知拡大やファンとの関係構築に最適な方式で、投稿の拡散やブランドの話題化を狙いたい場合、フォロワーとの関係を深め、ブランドコミュニティを形成したい場合に効果的です

​​費用相場
数​​十​​円〜数​​百​​​ ​円/1エンゲージメント
メリット
​ブランドとの関わり(エンゲージメント)を高めやすい
デメリット
​必ずしも売上に直結するわけではない​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

SNS運用やブランディング施策と相性が良く、拡散性の高いコンテンツ広告に向いています。

CPEが用いられる主なWeb広告と媒体は、以下の通りです。

広告タイプ主な媒体/プラットフォーム
X(旧Twitter)広告(エンゲージメント目的)X広告プラットフォーム
Facebook/Instagram広告(投稿エンゲージメント目的)Meta広告マネージャー
TikTok広告(エンゲージメント目的)TikTok Ads
YouTube広告(エンゲージメント動画キャンペーン)YouTube/Google広告
LINE VOOM広告(いいね・コメント等)LINE広告
LinkedIn広告(投稿エンゲージメント目的)LinkedIn Ads
Pinterest広告(ピン保存・クリック等)Pinterest Ads
Threads/Metaリール広告(β提供中)Meta広告マネージャー(試験導入)

掲載保証型課金(フラットフィー/純広告):数十万円〜数百万円/月

広告枠を一定期間買い切る方式です。主にニュースサイトや大手メディアのバナー枠やタイアップ記事などで利用されます。

期間を決めて掲載する「期間保証型」や、インプレッション数を保証する「表示保証型」 のいずれかで契約されることが多く、クリックや成果に関係なく、ブランド露出・信頼獲得を目的としたケースに向いています。

​​費用相場
数十万円〜数百万円/月(媒体や枠の大きさに依存)
メリット
​確実に掲載され、ブランディングに有効
デメリット
​費用は高めで、成果が出なくても発生する​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

掲載保証型課金が用いられる主なWeb広告と媒体は、以下の通りです。

広告タイプ主な媒体/プラットフォーム
純広告(固定バナー・タイアップ広告)Yahoo!ニュース/日経電子版/朝日新聞デジタル/東洋経済オンライン など
メディアタイアップ広告(記事広告)NewsPicks/PR TIMES STORY/マイナビニュース/ITmedia など
業界専門メディア広告住宅産業新聞/MarkeZine/AdverTimes など
ポータルサイト固定枠広告goo/BIGLOBE/Excite/LINEニュース など
地方新聞・地域情報サイト広告47NEWS/ヨミドクター/地域ポータルメディア など

その他の課金方式

Web広告の課金モデルには、アプリのインストールや資料請求、商品の購入など、より具体的な成果に基づいて費用が発生する「特殊型」も存在します。
これらは用途が限定的ではあるものの、目的が明確なマーケティング施策においては非常に効果的です。

以下に、代表的なその他の課金方式をまとめます。

課金方式概要・特徴主な用途/活用領域費用相場(目安)
CPI
(インストール課金)
アプリがインストールされた時点で課金アプリマーケティング/ゲーム・ECアプリなど100〜500円/1インストール(人気ジャンルは1,000円以上)
CPS
(売上課金)
商品購入や売上発生時に課金アフィリエイト広告/ECサイトなど販売額の3〜20%前後(商材による変動あり)
CPL
(リード課金)
問い合わせ・資料請求などリード獲得時に課金BtoB広告/不動産・人材・ITサービスなど1件あたり1,000〜10,000円(BtoBは高単価傾向)
CPD
(ダウンロード課金)
資料やアプリなどがダウンロードされた時点で課金ホワイトペーパーDL/セミナー資料配布など数百円〜2,000円/1DL
CPVC
(ビューアブル課金)
ユーザーが「実際に視認した」広告表示に対して課金DSP広告/ブランド広告/アドネットワークなど数百円〜数千円/1,000回視認(vCPM)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

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Web広告の費用を決めるオークション方式の概要

Google広告やYahoo!広告などのWeb広告では、「広告を出したい人(広告主)」がキーワードに対して入札を行い、その入札金額と広告の品質によって順位が決まる「オークション方式」が採用されています。

▼広告掲載順位が決まる2つの要素

​​入札単価
​(Max CPC)
​・広告主が「1クリックに最大いくらまで支払えるか」を設定する金額
・​例えば「300円まで払う」と設定すれば、それ以上は課金されない
​広告の品質スコア
​(Quality Score)
・安定した表示が可能
・大型キャンペーンなどで高い訴求効果を発揮
デメリット
・​Googleなどが広告の「関連性」や「クリックされやすさ」を評価する指標
​・広告文とキーワードの一致度、クリック率の実績、ランディングページの利便性や内容の質などでスコアが決まる​

これら2つを掛け合わせた「広告ランク(Ad Rank)」が高いほど、広告の掲載順位が上がります。
つまり、金額だけでなく広告の質も順位を左右するということです。

例えば以下のように、「入札単価は安いが広告の品質が高い自社」と「入札単価は高いが広告の品質が低いA社」を比較してみましょう。

広告ランク

入札単価は、自社が200円、A社が300円でA社の方が高く提示していますが、広告の品質スコアの違いから、広告ランクは自社の方が高くなります。
掲載順位は広告ランクで決定するため、このケースでは広告ランクが高い自社が上位表示されます。
特に初期コストを抑えながら確実に成果を積み上げたい企業に適しています。

実際に支払うクリック単価の計算式は以下の通りです。

▼CPCの計算式

CPCの計算式

したがって、自社が支払うクリック単価は以下になります。

自社のCPC=(A社の広告ランク 1,500 ÷ 自社の品質スコア 10)+1円 = 151円

自社は上限を200円に設定していますが、品質スコアが高いことで実際の支払いは151円で済みます。
この仕組みのおかげで「必ずしも一番お金を出した人が勝つわけではない」という公平性が保たれています。

また、入札金額より高い費用が必要な場合は、広告は表示されなかったり、下位の枠にとどまったりします。
広告の品質が高ければ少ない費用で上位表示されることがある一方、競合が多いキーワードでは、品質を高めても上位を維持するにはより高い入札が必要になる場合もあります。

たとえば「リスティング広告」で「保険 比較」など競争が激しいキーワードは1クリック数千円になる場合もあります。逆にニッチなキーワードは数十円程度で済むこともあり、業界による差は非常に大きいです。

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【種類別/媒体別】Web広告の費用相場を徹底比較|ダウンロードできる費用相場早見表付き!

ここでは、代表的な広告の種類ごとに「媒体別の費用感」や「推奨予算帯」を比較し、各広告の特徴とあわせて目的に合った出稿プランを整理します。特に中小企業やスタートアップでは、まずどの広告をどの金額から始めるべきかを把握することが、費用対効果を最大化する第一歩です。

また、以下は​​​​1〜2章の主な一覧表をまとめた資料です。登録不要でダウンロードできるので、お役立て下さい。


運用型広告

運用型広告は、掲載結果に応じて費用が変動する最も一般的なWeb広告の形式です。
検索・SNS・動画など幅広い媒体に対応しており、ターゲットや目的に合わせて柔軟に予算を設定できます。
少額から始められる一方、成果を上げるにはキーワード設定や広告運用の最適化が欠かせません。

※リスト内のリンクをクリックすると、本記事内の詳細解説部分に移動します。

Google広告

媒体費用感(目安)推奨予算帯
Google検索広告CPC:数十円〜数千円月数万円〜数百万円
Googleディスプレイ広告(GDN)CPC:数十円〜
CPM:数百円〜
月数万円〜数百万円
YouTube広告
(運用型)
CPV:1再生数円〜数十円
CPM:数百円〜
月30万円〜数百万円
Googleショッピング広告CPC:数十円〜数百円月数万円〜50万円程度
Google P-MAX広告CPC:数十円〜
(自動最適化)
月数万円〜数百万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

Google広告は、最も利用者が多く、機能面でも最も柔軟な運用型広告プラットフォームです。検索・動画・ショッピングなど多様な面に出稿でき、BtoBからBtoC、ECまで幅広い業種に対応します。
集客・認知・売上などの目的に応じてキャンペーンタイプを選択できることが、最大の強みです。

Google検索広告
ユーザーがGoogleで検索したキーワードに連動して表示される「テキスト広告」です。​​

​​特徴
​・検索意図が明確な「顕在層」にリーチできるため、問い合わせや購入などの成果につながりやすい 
​・少額から始められ、効果測定もしやすい代表的な広告形式
課金方式と費用相場 
​・CPC​​:​​​​数十円~数千円/クリック

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Googleディスプレイ広告(GDN)
Googleが提携する200万以上のWebサイトやアプリにバナー・動画広告を配信します。

​​特徴 
​・検索広告と異なり、まだニーズが顕在化していない「潜在層」にリーチ可能
​・ブランド認知や再訪促進(リマーケティング)に効果的
課金方式と費用相場
​・CPC:数十円〜
・​CPM:数百円〜​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

YouTube広告(運用型)
YouTube上の動画再生前後・途中などに表示される動画広告です。

特徴 
​・試聴30秒以上または最後まで再生された場合にのみ費用が発生
・​商品・サービスの魅力を映像で伝えやすく、ブランディング・認知拡大に特化した広告手法として人気
課金方式と費用相場
・​CPV:1再生数円〜数十円
・​CPM:数百円〜/1,000回​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Googleショッピング広告
検索結果に「商品画像・価格・店舗名」を表示するEC向け広告です。

特徴 
・​ユーザーが購入意欲を持って検索しているタイミングに訴求できることが最大の利点
​・通販・小売事業者にとって最も費用対効果が高い広告形式の一つ
課金方式と費用相場
​・CPC:数十円〜数百円​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Google P-MAX広告
Googleの全媒体に自動配信し、AIが入札やターゲティングを最適化して成果最大化を図る統合型キャンペーンです。

特徴
​・AIが自動でターゲティングと入札を最適化し、コンバージョン獲得を最大化する設計
​・詳細なターゲティング設定はできないため、成果データを蓄積しながら改善を重ねる運用が重要
課金方式と費用相場
​・CPC:数十円〜(自動最適化)​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

② Yahoo!広告

媒体費用感(目安)推奨予算帯
Yahoo!検索広告CPC:数十円〜数千円月数万円〜数百万円
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)CPC:数十円〜
CPM:数百円〜
月数万円〜数百万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

Yahoo!広告は、日本国内で高いシェアを誇る運用型広告プラットフォームです。特に30〜60代の利用者層が多く、国内市場向けの集客やブランディング施策に強みを持ちます。

Google広告と同様に、検索・ディスプレイの両方に対応しており、Yahoo!ニュースやLINEなどグループ媒体への配信面の広さも特徴です。

Yahoo!検索広告
ユーザーがYahoo! JAPANで検索したキーワードに連動して表示されるテキスト広告です。

特徴
・Google検索広告と仕組みはほぼ同じで、顕在層への訴求に向く
・中高年層を中心とした国内ユーザーへのリーチが強い
・リスティング広告初心者でも扱いやすい管理画面
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数千円/クリック

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)
Yahoo!ニュース、天気、メールなどの主要サービスや提携サイトに配信されるバナー広告です。

特徴
・国内有数のメディアネットワークで広く認知を拡大
・ターゲティング精度が高く、年齢・性別・興味関心などで細かく設定可能
・ブランディングからリターゲティングまで幅広く対応
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜
・CPM:数百円〜

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

③ Microsoft広告

媒体費用感(目安)推奨予算帯
Microsoft検索広告(Bing、MSN、Outlook、Edge面に配信)CPC:数十円〜数百円(国内は比較的安価傾向)月数万円〜数十万円程度
(海外展開では数百万円規模も可)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

Microsoft広告(Microsoft Advertising)は、Bing、MSN、Outlook、Edge、LinkedInなどのMicrosoft系ネットワーク全体に配信できる運用型広告プラットフォームです。
Google広告と同様に、検索連動型・ディスプレイ型・ショッピング型など複数の広告形式を持ち、入札や配信設定をリアルタイムで最適化できます。

日本ではGoogle広告ほどのシェアはないものの、BtoB・海外展開・ビジネス層向け商材に強い媒体として注目されています。

Microsoft検索広告(Bing広告)
Bing検索結果やMicrosoftネットワーク上に表示されるテキスト広告です。
検索キーワードに連動して表示されるため、検索意図が明確な顕在層への訴求に適しています。

特徴
・BtoBや海外ユーザー層(特に英語圏)へのリーチに強い
・国内では競合が少なく、クリック単価が比較的安価
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円(国内)/数百円〜数千円(海外)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Microsoft Audience Network(MSAN)広告
MSN、Outlook、Edge、提携ニュースサイトなどに配信されるディスプレイ広告です。
AIによる自動最適化で、ブランド認知や再訪促進(リマーケティング)に効果的です。

特徴
・AIが自動で最適な配信面やユーザー層を選定
・画像・テキスト・動画など多様なクリエイティブに対応
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Microsoftショッピング広告
ECや小売事業者向けに、商品画像・価格・店舗名などを検索結果に表示できる広告です。
購買意欲の高いユーザーに直接アプローチできる商品訴求型広告です。

特徴
・商品フィードを自動連携し、AIが掲載内容を最適化
・ECサイトやリスティング運用との相性が良い
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

LinkedIn連携ターゲティング広告(BtoB特化)
Microsoftが保有するLinkedInデータを活用し、職種・業界・企業規模・役職レベルなどで詳細ターゲティングできる広告です。

特徴
・BtoB商材、SaaS、採用広報など法人向け広告に最適
・GoogleやMeta広告にはない独自のデータ活用が可能
課金方式と費用相場
・CPC:数百円〜1,000円以上/クリック
・CPM:数千円〜数万円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

④ SNS広告

媒体費用感(目安)推奨予算帯
Meta広告
(Facebook / Instagram / Threads)
CPC:30〜100円前後月数万円〜数百万円
X広告CPC:50〜150円前後月数万円〜50万円程度
LINE広告CPC:100円前後月30万円〜100万円以上
TikTok広告CPC:20〜80円前後月数万円〜50万円程度
LinkedIn広告CPC:数百円〜1,000円以上月50万円〜100万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

SNS広告は、Facebook・Instagram・X(旧Twitter)・LINE・TikTok・LinkedInなど、
各プラットフォーム上で配信される運用型広告です。

年齢・性別・地域・興味関心・フォロワー属性などをもとに、精密なターゲティングが可能で、「認知拡大」から「サイト誘導」「購入」「フォロー促進」まで幅広い目的に対応します。

Meta広告(Facebook / Instagram / Threads)
Meta広告は、FacebookとInstagramを横断配信でき、画像・動画・カルーセル形式などさまざまなフォーマットに対応可能な統合型広告です。
目的(認知・トラフィック・コンバージョンなど)ごとに自動最適化されます。

特徴
・AI最適化により、目的(認知・トラフィック・購入)に応じて自動で配信最適化
・ビジュアル訴求力が高く、ブランディングから獲得まで万能
・30〜40代を中心に幅広い年齢層にリーチ可能
課金方式と費用相場
・CPC:30〜100円前後/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示
・CPE:数円〜数十円/1エンゲージメント

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

X広告(旧Twitter広告)
X広告は、ポスト(ツイート)を活用して情報拡散を狙う広告です。
拡散力が高く、リアルタイム性・話題性重視のキャンペーンに向いています。

特徴
・リツイートやいいねなどのエンゲージメントが発生しやすく、認知拡大や話題化に強い
・ターゲティング精度はMeta広告ほど高くないが、リアルタイム性が魅力
課金方式と費用相場
・CPC:50〜150円前後/クリック
・CPE:数円〜数十円/エンゲージメント
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

LINE広告
​​​​LINE広告は、国内有数のユーザー基盤(​​月間9,900万人:2025年6月末時点​​​ ​)に配信できる日本特化型SNS広告です。
トーク画面、LINE VOOM、ニュース面などに掲載でき、幅広い層へのリーチが可能です。

特徴
・国内ユーザーへのリーチ率が圧倒的に高い
・店舗集客や商談予約など、O2O(オンラインtoオフライン)施策に適している
・年齢・性別・地域などの基本属性ターゲティングが精密
課金方式と費用相場
・CPC:100円前後/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示
・CPE:数円〜数十円/エンゲージメント

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

TikTok広告
TikTok広告は、縦型動画による高い没入感と拡散力が特徴のSNS広告です。
若年層への訴求やトレンド系商材に特に強く、短期間でのブランド認知・話題化が期待できます。

特徴
・短尺動画を活用し、自然な形で広告を視聴体験に溶け込ませることが可能
・UGC(ユーザー生成コンテンツ)との親和性が高く、拡散力が抜群
課金方式と費用相場
・CPC:20〜80円前後/クリック
・CPV:数円〜数十円/視聴(動画30秒〜)
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

LinkedIn広告
LinkedIn広告は、ビジネス・採用・BtoB領域に特化したSNS広告です。

特徴
・ビジネスパーソン向けSNSとして、BtoBマーケティングや採用広報に適している
・職種・業種・企業規模など、他SNSでは不可能な精密ターゲティングが可能
・海外ユーザーや外資系企業向け施策にも強い
課金方式と費用相場
・CPC:数百円〜1,000円以上/クリック
・CPM:数千円〜数万円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

⑤ DSP/ディスプレイ特化

媒体費用感(目安)推奨予算帯
CriteoCPC:数十円〜
(月額数十万円〜が一般的)
月30万円〜100万円以上
LogicadCPC:数十円〜
(月額数十万円〜)
月30万円〜100万円以上
FluctCPC:数十円〜
(月額数十万円〜)
月30万円〜100万円以上
MicroAdCPC:数十円〜
(月額数十万円〜)
月30万円〜100万円以上
ScaleOutCPC:数十円〜
(月額数十万円〜)
月30万円〜100万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

DSP(Demand-Side Platform)広告は、広告主が複数の広告枠を一括で買い付け・配信できる自動運用型ディスプレイ広告です。
リアルタイム入札(RTB)によって、最適なユーザー・最適なタイミングに広告を配信できるのが特徴です。

GoogleやYahoo!などの枠だけでなく、提携ニュースサイト・ブログ・アプリなど多様なメディア面に配信可能で、認知拡大・リターゲティング・CV最適化まで幅広く対応します。

Criteo
Criteoは、世界的に利用されているリターゲティング広告の代表的DSPです。
ユーザーの閲覧履歴や購買データをもとに、「離脱ユーザーを再訪・購買につなげる」広告運用に特化しています。

特徴
・動的リターゲティングで商品画像・価格を自動生成して配信
・AIが最適な配信タイミングと商品を選定し、CVRを最大化
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Logicad
Logicadは、ソニーグループ(SMN株式会社)が運営する日本発のDSPです。
国内ユーザーデータを活用し、高精度ターゲティング×ブランドセーフティを両立します。

特徴
・日本国内の配信在庫に強く、透明性の高い配信ロジックを採用
・DMP連携により自社データを活用したターゲティングが可能
・広告詐欺(アドフラウド)や不適切サイトの除外機能を標準装備
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Fluct
Fluctは、Supership株式会社(KDDIグループ)が提供するDSPで、日本国内メディアへの配信網が広いのが特徴です。
SSP機能も併せ持ち、媒体社と広告主を直接つなぐ統合型広告プラットフォームです。

特徴
・国内大手メディアとの提携が多く、配信面の品質が高い
・動画・ネイティブ・ディスプレイなど多様なフォーマットに対応
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

MicroAd
MicroAdは、国内有数のDSP運用実績を誇るプラットフォームで、大量の行動履歴データを基にしたAIターゲティングを強みとしています。

特徴
・DMP「UNIVERSE」と連携し、企業データ活用やBtoB広告も可能
・多様なクリエイティブ(動画・バナー・ネイティブ)に対応
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ScaleOut
ScaleOutは、ヤフーグループ(Supership傘下)が提供するDSPで、大規模データとAIによる入札最適化を特徴としています。
幅広い業種の企業で導入され、動画広告・ディスプレイ広告の両方に対応します。

特徴
・AIがリアルタイムに入札・配信を最適化し、広告効果を自動で改善
・ヤフー/KDDIグループのデータを活用した高精度ターゲティング
・ブランド広告・リターゲティング・認知拡大など幅広く対応
課金方式と費用相場
・CPC:数十円〜数百円/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

⑥ ネイティブ広告/アプリ広告

媒体費用感(目安)推奨予算帯
TaboolaCPC:30〜100円前後
(月額数十万円〜推奨)
月30万円〜100万円以上 
OutbrainCPC:30〜100円前後
(月額数十万円〜推奨)
月30万円〜100万円以上
Apple Search AdsCPC:100円前後〜月数万円〜50万円程度

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

ネイティブ広告・アプリ広告は、ユーザーの閲覧体験に自然に溶け込む広告形式で、記事面やアプリストア、検索結果などでコンテンツの一部のように表示されます。
違和感の少ない訴求でCTR・CVRが高く、中長期的なブランド構築やアプリダウンロード促進に有効です。

Taboola
ニュースサイトやメディアの記事下に表示される「おすすめ記事型」ネイティブ広告です。
自然なレコメンド表示でクリック率が高く、認知拡大・流入施策に広く使われています。

特徴
・Yahoo!ニュース、朝日新聞デジタルなど大手メディア面に配信
・ネイティブ形式でブランディングとトラフィック獲得を両立
課金方式と費用相場
・CPC:30〜100円前後/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示(目安:月30〜100万円以上)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Outbrain
世界中で利用されているネイティブ広告ネットワークで、Taboolaと並びグローバル展開に強い媒体です。
記事調トーンのクリエイティブを用いることで、自然にブランドを訴求できます。

特徴
・自然な記事調訴求でCTRが高く、認知・流入施策に強い
・ブランド安全性を確保したプレミアム媒体のみで配信
課金方式と費用相場
・CPC:30〜100円前後/クリック
・CPM:数百円〜数千円/1,000回表示

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Apple Search Ads
App Store検索結果に表示されるアプリダウンロード特化型広告です。
アプリ名やカテゴリで検索する意図の明確なユーザーに、直接訴求できる点が特徴です。

特徴
・ユーザーが検索したキーワードに連動して広告を表示
・iOSアプリのダウンロード促進に適していて、開発者・事業者が直接運用可能
課金方式と費用相場
・CPC:100円前後〜/クリック

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Google UAC(ユニバーサルアプリキャンペーン)
Googleの全ネットワーク(検索、YouTube、GDN、Playストアなど)に自動配信される
アプリプロモーション専用広告です。

特徴
・AIがターゲティングや入札を自動最適化
・インストール・アクション(購入/登録)最適化も可能
課金方式と費用相場
・CPI(インストール課金):100〜500円前後/ダウンロード
・CPA(成果課金):数百円〜数千円/アクション

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

AI対策、出遅れていませんか? チェックリストで基本を押さえましょう

近年、生成AIに加えて検索エンジンにもAIが活用されるようになってきました。そのため、AIに適切に引用されることでより多くの人の目に触れ、そこから集客につながる可能性ますます大きくなっています
まだAI検索対策ができていないという方は、チェックリストにある10項目から対策して、AI時代にも勝てるホームページをめざしましょう。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、成果が発生したときのみ費用がかかるため、リスクを抑えて集客できる代表的な成果報酬型広告です。以下のような国内外のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を通じて、多数のメディアやブロガーと提携できます。

各ASPの詳細を、国内外に大別して解説します。

国内大手ASP

国内ASPの主要7社の特徴と費用感を比較します。

媒体(ASP)費用感(目安)推奨予算帯
A8.net
(エーハチネット)
初期費用:無料~数万円(広告主)
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:販売額の10〜30%程度
月数万円〜数百万円(案件数に応じて)
afb(アフィb)初期費用:無料~数万円
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:10〜30%
月数万円〜100万円程度
バリューコマース
(バリューコマース)
初期費用:無料〜数万円
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:5〜20%程度
月数万円〜数百万円
もしもアフィリエイト初期費用:無料
月額固定費:なし
成果報酬:5〜20%
月数万円〜50万円程度
JANet(ジャネット)初期費用:無料〜数万円
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:10〜30%
月数十万円〜100万円以上
felmat初期費用:数万円
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:10〜20%
月数十万円〜100万円以上
Link-A初期費用:数万円
月額固定費:0〜数万円
成果報酬:10〜30%
月数十万円〜100万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

A8.net(エーハチネット)
日本有数のASPで、業界・商材ジャンルを問わず幅広い企業が利用しています。
導入実績・登録メディア数ともに国内トップクラスで、初めてアフィリエイトを導入するケースにもおすすめです。

特徴
・総合型ASPで、EC・人材・教育・金融など幅広いジャンルに対応
・アフィリエイター数が多く、安定した成果を得やすい。
費用感・報酬率
・初期費用:無料〜数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:販売額の10〜30%前後

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

afb(アフィb)
美容・健康・ダイエット系など女性向け商材に強いASPです。
アフィリエイターの質が高く、CVR(成約率)が高いことで評価されています。

特徴
・専任担当によるサポートが丁寧
・広告主満足度が高い。
費用感・報酬率
・初期費用:無料〜数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:10〜30%前後(または1件数千円〜)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

バリューコマース(ValueCommerce)
老舗のASPで、大手EC・金融・旅行・保険などの案件が豊富です。
特にYahoo!グループとの連携性が高く、信頼性の高い企業案件を扱えます。

特徴
・Yahoo!ショッピングや旅行代理店など大手案件が豊富
・ECやBtoC商材を中心に、安定した成果を上げやすい
費用感・報酬率
・初期費用:無料〜数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:5〜20%前後(業界により変動)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

もしもアフィリエイト(moshimo Affiliate)
中小企業や個人でも利用しやすい無料ASPです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど主要ECとの連携が容易で、EC事業者との相性が高いサービスです。

特徴
・ECモールとの連携性が高く、商品系・物販系に適している
・システム利用料が無料で、スモールスタートに向いている
費用感・報酬率
・初期費用:無料/月額固定費:なし
・成果報酬:5〜20%前後

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

JANet(ジャネット)
金融・保険・不動産ジャンルに特化したASPで、成果単価の高い案件が多いのが特徴です。

特徴
・少ないアクセス数でも高収益を狙える
・コンバージョン重視の広告主に向く
費用感・報酬率
・初期費用:無料〜数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:10〜30%または1件数千円〜数万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

felmat(フェルマ)
人材・EC・教育など多様なジャンルを扱うASPです。
中〜大規模の広告主にも選ばれており、長期運用型のアフィリエイト戦略に向いています。

特徴
・分析・レポート精度が高く、最適化支援が充実
・人材・EC・教育など成果データを重視する業種で人気
費用感・報酬率
・初期費用:数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:10〜20%前後(CPA型にも対応)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Link-A
高単価案件が多く、金融・美容・不動産などの競争ジャンルに強みを持つASPです。
少数精鋭のアフィリエイターが多く、成果率の高い運用が期待できます。

特徴
・大手企業案件やプレミアム案件が多く、質の高いメディアとの連携が可能
・CVRを重視した運用が得意
費用感・報酬率
・初期費用:数万円/月額固定費:0〜数万円
・成果報酬:10〜30%前後(または1件数千円〜数万円)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

②海外ASP

海外ASPは、グローバル展開を行う企業や、越境EC・外資系クライアント向けの広告主に適しています。
多言語・多通貨対応が可能で、世界中のインフルエンサーや海外メディアと提携できる一方、手数料体系や報酬条件は案件ごとの変動幅が大きい点に注意が必要です。

媒体(ASP)費用感(目安)推奨予算帯
CJ Affiliate(旧Commission Junction)初期費用:数万円〜
成果報酬:国際案件中心で変動幅大
月数十万円〜数百万円
Rakuten Advertising(旧LinkShare)初期費用:数万円〜
成果報酬:5〜20%
月数十万円〜数百万円
Impact初期費用:数万円〜
成果報酬:業種により大きく変動
月数十万円〜数百万円

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下に詳細を解説します。

CJ Affiliate(旧 Commission Junction)
世界中で利用されているASPで、北米・欧州を中心にグローバルネットワークを持ちます。
外資系ECブランドやソフトウェア、サブスクリプション商材などに強く、海外ユーザーへの販売促進に適しています。

特徴
・国際案件が豊富で、世界各国のメディア・インフルエンサーと提携可能
・ダッシュボードやレポート機能も高機能で、英語対応が標準
費用感・報酬率
・初期費用:数万円〜
・成果報酬:国際案件中心で変動幅大(10〜30%目安)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Rakuten Advertising(旧 LinkShare)
楽天グループが運営するグローバルASPで、楽天市場や楽天トラベルをはじめ、国内外のECブランドが多く参加しています。
日系企業が海外進出する際や、越境ECの販売促進を行いたい場合に有効です。

特徴
・楽天グループの信頼性とネットワークを活かし、国内外のEC・旅行・金融案件をカバー
・日本語サポートも比較的充実しており、海外ASPの中では扱いやすい
費用感・報酬率
・初期費用:数万円〜
・成果報酬:5〜20%前後(商材・国により変動)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Impact
テクノロジー系・D2Cブランド・SaaS企業などのパートナーシップ広告に強いASPです。
柔軟なAPI連携とカスタマイズ性を持ち、成果報酬+クリック課金などのハイブリッド型設計も可能です。

特徴
・世界中のブランドとメディアを自動マッチングする高度な仕組みを採用
・海外SaaSやD2C企業で導入が進み、ROI管理の自動化が可能
費用感・報酬率
・初期費用:数万円〜
・成果報酬:業種により変動(例:5〜30%、1件数千円〜数万円)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

純広告

純広告は、期間/インプレッション保証の「枠買い」で、大規模な認知・ブランディングに最適な広告です。
キャンペーン時期や媒体の特性に合わせて、ポータル/動画/ニュースの枠を使い分けましょう。

純広告を「ポータルサイト系」「動画プラットフォーム系」「ニュース・メディア系」に分けて、以下に詳細を解説します。

①ポータルサイト系

カテゴリー費用感(目安)推奨予算帯
Yahoo! JAPAN トップページ バナー広告数百万円〜数千万円
(期間保証型、インプレッション保証あり)
月500万円〜数千万円
Yahoo!ブランドパネル、Yahoo!メール広告数百万円〜
(枠や期間により変動)
月300万円〜1,000万円以上
楽天市場トップページ広告、楽天タイムセール枠数十万円〜数百万円月100万円〜500万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

ポータルサイト系純広告は、Yahoo!や楽天などの巨大プラットフォームのトップ面や主要ページに掲載できる広告枠です。
ユーザー数が圧倒的に多く、企業や新商品の信頼性を高める「マス広告的効果」が期待できます。
以下で詳細を解説します。

Yahoo! JAPAN トップページ バナー広告
Yahoo! JAPANのトップページ最上部に表示される影響力の大きいバナー枠です。
インプレッション保証・期間保証など契約形態は複数あり、ブランディング施策の定番です。

特徴
・圧倒的なPV・リーチ力を誇る国内有数の広告枠
・マス広告効果が高く、キャンペーン告知やブランドPRに適している
費用感(目安)
・数百万円〜数千万円/月
・期間保証型・インプレッション保証あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

Yahoo!ブランドパネル/Yahoo!メール広告
Yahoo! JAPAN内のニュース面・メールサービス面に掲載できる純広告です。
ブランドパネルは視認性の高いビジュアル訴求、メール広告は購読ユーザーに直接配信できる点が特長です。

特徴
・Yahoo!ニュースなどのトラフィック面と、Yahoo!メール面を活用したクロスメディア訴求が可能
・ターゲット属性を細かく指定できる
費用感(目安)
・数百万円〜
・枠や期間により変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

楽天市場トップページ広告/タイムセール枠
楽天市場のトップページや特設セール枠に掲載できる純広告です。

特徴
・購買意欲の高いユーザーが多く、EC事業者にとって最も費用対効果の高いプロモーション手段のひとつ
・楽天会員基盤を活かしたセール連動・ポイント訴求が可能
費用感(目安)
・数十万円〜数百万円
・時期・キャンペーン枠により変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

②動画プラットフォーム系

媒体(ASP)費用感(目安)推奨予算帯
YouTube マストヘッド広告数百万円〜1,000万円以上/日
(視聴者規模により変動)
月1,000万円以上
TVer純広告(番組タイアップなど)数百万円〜1,000万円以上/日
(視聴者規模により変動)
月1,000万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

YouTubeやTVerなどの動画プラットフォーム系純広告は、映像によるブランディング・話題化に特化しています。
動画広告の中でも予約制・期間保証型で配信できるため、リーチコントロールや露出最大化に向いています。
以下で詳細を解説します。

YouTube マストヘッド広告
YouTubeトップページ上部に24時間固定で掲載される最上位広告枠です。
圧倒的な露出量を誇り、映画・大型キャンペーン・製品ローンチなどで利用されます。

特徴
・YouTubeトップ面を1日買い切る最上位プラン
・動画自動再生・視認率100%に近い圧倒的リーチ力を持つ
費用感(目安)
・数百万円〜1,000万円以上/日
・視聴者規模・時期によって変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

TVer純広告(番組タイアップなど)
テレビ番組と連動して掲載されるTVerの純広告枠です。
番組提供型・ブランドタイアップ型など、テレビ+デジタル連携が可能です。

特徴
・テレビ放送と同時に視聴される動画コンテンツ内に露出できる
・番組との連携や特集企画で高いブランド効果を発揮
費用感(目安)
・数百万円〜数千万円
・番組規模・期間により変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

③ ニュース・メディア系

ニュース・メディア系純広告は、ニュースアプリや専門Webメディアのトップ・記事内に掲載される広告枠です。
記事タイアップ広告(ネイティブ型)として活用されることも多く、自然な形でブランド認知を高められます。

媒体(ASP)費用感(目安)推奨予算帯
SmartNews広告(トップ枠、記事タイアップ)数百万円〜
(記事タイアップは300万円前後〜)
月300万円〜1,000万円以上
LINE NEWS、LINE VOOM 広告数百万円〜月300万円〜1,000万円以上

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

SmartNews広告(トップ枠・記事タイアップ)
SmartNewsのトップ面や記事面に表示される純広告枠。
特に「記事タイアップ」は、ニュース記事風に訴求できるため、信頼性と広告効果の両立が可能です。

特徴
・トップ面の高視認枠と記事広告の両軸で展開可能
・認知・理解・興味喚起を同時に促すコンテンツ型広告に適している
費用感(目安)
・数百万円〜
・記事タイアップは300万円前後〜

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

LINE NEWS/LINE VOOM 広告
LINE内のニュース面および動画プラットフォーム「LINE VOOM」で展開される純広告です。
LINEユーザーの膨大なトラフィックに加え、年齢層や興味関心による細分化ターゲティングが可能です。

特徴
・国内最大のMAUを持つLINEネットワーク上で動画・記事訴求が可能
・特に若年層へのブランディング・エンゲージメント向上に強い
費用感(目安)
・数百万円〜
・配信期間・枠タイプにより変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

メール広告・記事広告

メール広告と記事広告は、リスト(読者・会員)やメディアの信頼性を活かして訴求する情報発信型の広告です。
クリック課金型やディスプレイ広告と違い、ユーザーが「読む」「知る」行動を通じて関心を高める点が特徴です。

媒体(ASP)費用感(目安)費用感(目安)
外部メディアのメルマガ広告
(例:日経BP、業界専門誌メールマガジン)
配信数やリスト規模による
1通あたり数円〜10円程度
1回の出稿で数十万円前後
月数十万円〜100万円程度
独自配信リスト
(自社獲得リストへの配信)
配信費用はほぼゼロ。
ただしリスト獲得コスト(数十円〜数百円/件)がかかる
月数万円〜数百万円
(リスト獲得規模に依存)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

以下で詳細を解説します。

① メール広告

メール広告は、特定のリストに対して一斉に情報を配信する広告手法です。
外部メディアの購読者リストを活用する「外部配信型」と、自社で獲得したリストを活用する「自社配信型(独自配信)」の2種類があります。

外部メディアのメルマガ広告
日経BPや業界専門誌などのメルマガに掲載する広告です。
BtoB・BtoCどちらでもリード獲得効果が高い手法と言えます。

特徴
・メディア購読者という興味関心層へ直接配信可能
・短期間でリード獲得・資料請求・セミナー申込などに直結しやすい
費用感(目安)
・1通あたり数円〜10円程度
・1回の出稿で数十万円前後

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

独自配信リスト(自社配信)
自社で獲得したリストに対して配信するメールマーケティング。
配信コストはほぼゼロですが、リスト獲得段階のコストが主な費用要素になります。

特徴
・既存顧客や見込み客との関係を維持・育成するCRM的アプローチ
・配信費用は低く抑えられ、継続的な販売促進に有効
費用感(目安)
・配信費用:ほぼゼロ
・リスト獲得コスト:数十円〜数百円/件(スケールにより月数万円〜数百万円)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

② 記事広告(タイアップ広告)

記事広告は、メディアの記事形式で掲載されるコンテンツ型の広告です。
読者が自然に読み進める構成で、情報提供と広告を両立できるため、ブランド信頼・SEO流入・SNS拡散など二次的な効果も期待できます。

Yahoo!ニュース/SmartNews/LINE NEWS などのタイアップ記事広告
大手ニュースアプリ・ポータルメディアで掲載されるタイアップ記事です。
ニュースとしての信頼性と露出力を兼ね備え、マス規模の認知拡大に効果的です。

特徴
・記事形式でブランドメッセージを自然に伝えられる
・SNSでの拡散やSEO効果も期待でき、ブランディング・採用PRにも活用可能
費用感(目安)
・1本あたり200〜500万円前後
・掲載メディア・企画内容によって変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

業界特化メディアのタイアップ記事
特定分野(IT、人材、建設、製造など)の専門読者向けに展開する記事広告です。
業界に特化した深い内容で、BtoB商材・高関与サービスのリード獲得に適しています。

特徴
・専門性・信頼性の高い媒体で掲載されるため、購買・導入検討層に強く響く
・イベント・セミナー告知にも有効
費用感(目安)
・1本あたり50〜200万円前後
・掲載期間・制作内容によって変動あり

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

予算別おすすめWeb広告プラン例|ダウンロードできる早見表付き!

Web広告は、投下できる予算によって最適な配分や活用すべき媒体が大きく変わります。
ここでは、月5万円〜100万円以上の3つの予算帯ごとに、目的別の配分例・想定単価・運用のポイントを整理。少額からでも成果を出すための現実的なスタートモデルを紹介します。

月5万円〜10万円:小規模事業者向けスモールスタート

まずは最短で問い合わせ/購入の“1件目”を作り、勝ち筋(KW・オーディエンス・LP)を見つけます。

おすすめWeb広告プラン例は以下の通りです。

▼予算5~10万円/月のおすすめWeb広告プラン例

媒体区分狙い配分目安推奨メニュー
検索広告顕在層向け意図の明確な顕在層を狙い、問い合わせや購入を直接獲得する60%クリック単価:100〜300円/CV単価:5,000〜10,000円前後・Google検索広告/Yahoo!検索広告
・ブランド名・サービス名を含むロングテールKW中心に運用
SNS広告潜在層向け潜在層への認知拡大・比較検討層の興味喚起30%クリック単価:30〜100円/CPM:数百円〜数千円Meta広告(Facebook/Instagram)/LINE広告/TikTok広告
リマーケティング広告再訪促進一度訪問したユーザーを再度誘導し、CV(成果)補完を狙う10%クリック単価:50〜150円GDN(Googleディスプレイ広告)/YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

少額予算でも、キーワードやターゲティングを精密に設定すれば、問い合わせ・来店につながるケースは多くあります。まずは少額で検証し、効果の高い媒体や訴求を見極めながら、段階的に予算を拡大していきましょう。

月30万円前後:中小企業の集客強化

ある程度の広告費を確保し、新規リード獲得と再訪促進の両立を狙う段階です。
検索・SNS・動画・リマーケティングを組み合わせ、顕在層と潜在層の双方にアプローチします。

▼予算30万円前後/月のおすすめWeb広告プラン例

媒体区分狙い配分目安推奨メニュー
検索広告顕在層向け意図の明確な見込み客を獲得し、安定的なCV(問い合わせ・購入)を獲得40%クリック単価:100〜400円/CV単価:5,000〜15,000円前後・Google検索広告/Yahoo!検索広告
・指名KW+競合比較KWをバランスよく配分
ディスプレイ広告潜在層向け認知拡大とリターゲティングを兼ねて、興味層を育成20%CPM:数百円〜数千円GDN(Googleディスプレイ)/YDA(Yahoo!ディスプレイ)
SNS広告潜在層向け認知・フォロー・比較検討を促すビジュアル訴求25%クリック単価:30〜120円/CPE:数円〜数十円Meta広告(Facebook/Instagram)/LINE広告/TikTok広告
動画広告ブランディングサービス理解促進・ストーリー訴求による信頼獲得10%CPV:数円〜数十円/CPM:数百円〜数千円YouTube広告(TrueView for Action)/TikTok動画広告
リマーケティング広告再訪促進過去訪問者の再誘導・離脱ユーザーのCV補完5%クリック単価:50〜150円GDNリマーケティング/Metaリターゲティング広告

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

30万円前後の予算では、単一チャネル依存ではなく複数媒体の組み合わせ(ミックス運用)が鍵になります。
ターゲティング精度を高めつつ、動画・SNS・検索を併用して「初回接触→比較→再訪→成約」の導線を作ると成果が安定します。

月100万円以上:​​​​中堅~大企業の本格的な広告戦略

複数チャネルを統合的に運用し、ブランディング・集客・リード育成を一貫して行う段階です。
AI最適化・CRM連携・コンテンツ広告などを組み合わせ、長期的なROI向上を狙います。

▼予算100万円以上/月のおすすめWeb広告プラン例

媒体区分狙い配分目安推奨メニュー
検索広告顕在層向け高意欲層の確実な獲得とCV最適化30%クリック単価:100〜500円/CV単価:5,000〜20,000円前後Google検索広告(P-MAX併用)/Yahoo!検索広告
SNS広告潜在層向け認知拡大とブランド指名検索の増加20%クリック単価:50〜150円/CPE:数円〜数十円Meta広告(リード広告・コンバージョン最適化)/TikTok・LINE広告
動画広告ブランディングストーリー型訴求でブランド理解を深化20%CPV:数円〜数十円/CPM:数百円〜数千円YouTube動画広告(TrueView/Bumper)/TVer純広告
ディスプレイ広告(DSP)拡張リーチ類似ターゲット・興味層への広範囲配信15%CPM:数百円〜数千円Criteo/Logicad/Fluct/MicroAd
ネイティブ/記事広告コンテンツ訴求SEO・SNS両面で信頼構築+リード獲得10%1本:50〜300万円SmartNews/LINE NEWS/業界メディア記事広告
リマーケティング広告再訪促進サイト離脱ユーザーの再訪・CV補完5%クリック単価:50〜150円GDN/Metaリターゲティング広告/Criteo

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

100万円以上の規模では、「広告費=運用費+クリエイティブ費+分析費」を意識した全体設計が重要です。
複数の媒体を一元管理し、CRMデータ連携やコンテンツマーケティングと統合することで、広告ROIを最大化できます。

予算別おすすめWeb広告プラン例

また、以下は「​​​​予算別おすすめWeb広告プラン例」の早見表です。
登録不要でダウンロードできるので、ご活用ください。

Web広告の費用対効果を上げるコツ

Web広告は「出稿すれば成果が出る」わけではなく、目的設定・戦略設計・運用体制の3つが成果を大きく左右します。
ここでは、費用を無駄にしないための3つの基本ポイントを紹介します。

広告を出す目的を明確にする

Web広告の費用対効果を上げるために最も重要なのは、「何のために広告を出すのか」を明確にすることです。
「問い合わせを増やしたい」「ECサイトの売上を上げたい」「採用応募を増やしたい」など、目的に応じて最適な媒体や指標は大きく異なります。

▼Web広告の目的別媒体例

​​認知目的​SNS広告・ディスプレイ広告(CPM重視)
​問い合わせ獲得​検索広告・リマーケティング(CPA重視)
​EC販売​ショッピング広告・P-MAX(ROAS重視)​

また、KPIは主要1つ+補助2つが目安です(例:主KPI=CPA、補助=CVR・CTR)。指標を増やし過ぎると意思決定が遅くなるため注意しましょう。

目的と評価指標(KPI)をセットで設計することが、成果を出すための第一歩です。

「安さ」だけにとらわれない

Web広告は「安く出せる広告=効果が高い広告」ではありません。
クリック単価が低くても、コンバージョン(成果)につながらなければ意味がありません。CPCではなくCPA/ROASで評価し、誤クリック増やブランド毀損につながる低品質面は配信除外しましょう。

また、安価な媒体を選びすぎると、以下のような問題が起こりやすくなります。

・広告表示の質が低い(誤クリックが増える)
・ターゲットが合っていない(興味のない層への配信)
・ブランディングを損なう(質の低いサイトに表示)
・といった問題も起きやすくなります。

費用対効果を上げるためには、安く出すことに注目しすぎず、成果につながる配分を見極めることが大切です。

効果を高めるには業者委託も選択肢に入れる

Web広告の成果を最大化するには、入札調整・クリエイティブ最適化・分析レポートなどを正しく行う必要があります。
これらは専門的な知識と経験を要するため、特に社内運用(インハウス)ではボトルネックになりやすい領域です。

そのため、たとえば社内ではKPI設計やデータ共有に注力し、運用ノウハウを持つ代理店に実務部分を委託するなど、ハイブリッド型の運用体制を取る企業が増えています。

限られた広告費で最大の成果を出すためには、信頼できる運用パートナーを活用し、長期的なROI(投資対効果)の向上を目指すことが重要です。

Web広告の運用・制作を業者委託する場合の費用

Web広告の運用・制作を業者委託する場合の費用

Web広告を本格的に運用して成果を出すには、専門知識と継続的な最適化が欠かせません。
そのため、多くの企業では「広告運用代行」や「制作会社」など外部パートナーに委託しています。
ここでは、実際に業者へ依頼する場合の費用目安と、委託時の注意点を紹介します

運用代行費用の相場

広告運用代行の費用体系には、大きく「手数料型」「固定報酬型」「成果報酬型」の3種類があります。
どの方式を採用するかは、広告の目的・規模・契約期間によって異なります。

特に中小企業では、月額広告費と合わせてトータルでいくらかかるのかを明確にしておくことが重要です。

▼Web広告運用代行費用の相場

​​手数料型・​広告費に対して手数料がかかる方式で、相場は 広告費の15〜20%程度
​例:広告費50万円 → 運用代行費 7.5〜10万円
​固定報酬型・​月額◯万円という形で、広告費の多寡にかかわらず定額で請け負う方式
​・小規模案件(広告費10〜30万円程度)では、5〜10万円/月が多い
​成果報酬型・​成果(問い合わせや購入件数など)に応じて費用が決まる方式
・​成功報酬の比率は契約内容によって大きく変動​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

クリエイティブ制作費の相場

広告効果を最大化するには、訴求力の高いバナーや動画、LP(ランディングページ)の制作も欠かせません。
運用代行費とは別に制作費が発生するため、クリエイティブの質とコストのバランスを意識することが大切です。

▼Web広告用クリエイティブ制作費の相場

​​バナー制作5,000円〜3万円/点
​動画広告​数万円〜数十万円(長さ・撮影有無による)
​LP制作​10万円〜50万円以上​

※2025年12月時点 NTTタウンページ株式会社調べ

委託するメリットと注意点

業者委託の最大のメリットは、プロの運用ノウハウによる広告効果の最大化です。
一方で、料金体系や契約条件をよく確認しないと、思わぬコストや制約が発生する場合もあります。
委託を検討する際は、メリットだけにとらわれず、注意点にも着目することが重要です。

▼Web広告の運用・制作を委託する場合のメリットと注意点

​​メリット​・プロのノウハウにより広告効果を最大化しやすい
・​無駄クリックを減らして結果的にCPAやROASが改善する可能性
・​最新の広告媒体や仕様変更への対応がスムーズ
​注意点​・広告費とは別に手数料が発生するため、予算に占める割合が大きくなる
​・格安サービスは「自動ツール任せ」「サポート無し」「長期契約縛り」などのリスクがある​

Web広告費用を抑える5つのコツ​​​

Web広告費用を抑える5つのコツ​​​

Web広告は「出稿金額を下げる」よりも、「無駄をなくす」ことで費用対効果を高めることができます。
限られた予算でも成果を出すためには、媒体選び・配信設計・改善サイクルを最適化することが重要です。
ここでは、広告コストを最小限に抑えながら成果を上げるための5つのポイントを紹介します。

媒体選定の最適化

広告費を抑える第一歩は、自社の目的・商材に最も合った媒体を選ぶことです。

BtoBであればGoogle検索広告やLinkedIn広告、BtoCならSNS広告やYouTube広告など、
ターゲット層が多く集まるチャネルに絞り込むことで、無駄な配信を防げます。
複数の媒体に同時出稿するよりも、まずは「1〜2媒体で効果検証→拡大」という流れがおすすめです。

媒体選定の最適化

キーワード選定とターゲティングの最適化

検索広告では、キーワード選定がコストを左右する最重要ポイントです。

購買意欲の高いロングテールキーワード(例:「地域名+サービス名」など)を中心に運用することで、クリック単価を抑えながら成約率を高めることができます。
SNS広告でも、興味・関心・地域などを精密に設定し、ターゲットの“母集団”を絞ることが効果的です。

適切な広告運用

広告運用では、無駄なクリックや非効率な配信をこまめに除外することがコスト削減の鍵です。

成果の出ていないキーワードやクリエイティブを定期的に精査し、クリック単価・コンバージョン率などを見ながら配信設定を改善していきましょう。
特に小規模予算の場合は、「出すより止める」判断の早さが成果を左右します。

LPO(ランディングページ最適化)による無駄クリック削減

広告のクリック率が高くても、LP(ランディングページ)の内容が弱ければ成果は上がりません。

LPO(Landing Page Optimization)によって、「クリック→問い合わせ/購入」への導線を最短化することが重要です。
ファーストビューの訴求、CTAボタンの位置、フォーム項目数などを改善するだけでも、CVR(コンバージョン率)が大幅に改善することも少なくありません。

ABテストを活用した広告改善

広告の成果を継続的に伸ばすには、ABテスト(比較検証)が欠かせません。

バナー・見出し・訴求文・ターゲティングなどを2パターン以上用意し、実際の配信結果をもとに勝ちパターンを見つけることで、無駄な費用を抑えながら効果を最大化できます。
小規模予算でも、毎月1〜2回のテストを実施するだけで改善サイクルが安定します。

まとめ

Web広告で成果を出すには、媒体選定・配分・KPI設定の「戦略設計」が欠かせません。
単に安い媒体を選ぶのではなく、目的に応じて適正な費用を投下し、データに基づく改善を繰り返すことが成功の鍵です。社内運用と外部委託を組み合わせ、PDCAを回す仕組みを整えることで、限られた予算でも持続的にROIを高められます。本記事をもとに、自社に最適な広告戦略を設計しましょう。

※本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。

この記事の監修者

合同会社webコンサルタント 業務執行社員
愛甲 太樹 (あいこう たいき)

大手メーカーをはじめ、店舗ビジネスからコンサル業界まで広くマーケティング支援を行う。戦略設計から広告運用、SEO、SNS、WordPress運用、アフィリエイト、MEO、EC運営、アクセス解析・データ分析、オフラインマーケティングなど幅広く担当。